昨日行われた入間サマージャズ2022(IRUMA SUMMER JAZZ 2022)、無事に終了することが出来ました。
今回はハニーシロップビッグバンドのメンバーと共に出演したのですが、チームとしての成長が感じられたいい演奏だったと思います。
次回も同じ会場で『第25回グリーンティージャズフェスティバル』があるので、こちらも気合いを入れていきたいですね!
今回のサマージャズは、本当に豪華な面々が揃っており、ここまで大物が集まったジャズイベントに出演したのは初めてでした。
残念ながら主催者である小林陽一さんは参加できませんでしたが、小林さんの厚い人望があったからこそのイベントだったのは間違いありません。
全員の名前を挙げることは出来ませんが、今回参加したミュージシャンを簡単に紹介してみます。
西村健司 - トロンボーン
1984年広島生まれのトロンボーン奏者。
愛媛大学入学と同時に軽音楽部「Sound Solution Orchestra」に所属し、ジャズと出会う。
卒業後、約7年の会社員生活を経て上京。
その後、洗足学園音楽大学ジャズコースへ入学し、優秀賞を得て卒業する。
2015-16年、関東近郊の音大ジャズ科の音楽祭「Jazz Festival at Conservatory」にてAllstar Bigbandの一員に選ばれ、小曽根真氏(pf)監修のもと「東京JAZZ」への出演を果たす。
2017年「第37回浅草ジャズコンテスト」バンド部門にて「西村健司セクステット」でグランプリを受賞。
2019年に同バンドで1stアルバム「Coco-Doco」をリリース。
「パークハイツ楽団」「marudashi trio」「C.U.G. Jazz Orchestra」「角田健一ビッグバンド」「高木大丈夫とNoProblems」などに所属。
作曲家・編曲家としても活躍している。
西村さんにはハニーシロップビッグバンド結成当初から指導にきていただいて、今回は我々の一員として参加してもらいました。
西村さんがいなければ、今のハニーシロップビッグバンドはありません。
フューチャー曲を1曲お願いしたのですが、素晴らしい音色を奏でてくれていました。
今後も引き続きハニシロをお願いいたします!
高橋信之介 - ドラム
1978年神奈川県生まれ。
洗足学園短期大学ジャズコース在学中より演奏活動を開始。
卒業後、山下洋輔、辛島文雄、宮之上貴昭、伊藤君子等のレギュラー・ドラマーとして活動。
2002年、初リーダー作『ルミネーション』発表。同年、活動の拠点をニューヨークに移す。
小曽根真『No Name Horses』に加入。
ニューヨークではEric Lewis, Marcus Printup, Lew Tabackin, 秋吉敏子, Don Friedman, Eric Person, Grady Tate, など多数のバンドで活動。
2211年、山下洋輔、池田篤、中村健吾の参加を得て、アルバム『Blues 4 Us』を発表。
2016年 活動の拠点を再び日本に移す。
現在では小曽根真、山下洋輔、エリック宮城『Blue Noto Tokyo All Star Big Band』等で活動中。
信之介さんのドラムを始めて聞いたのは数年前にあった墨田ジャズフェスティバルで、寺久保エレナカルテットで出演されていた時でした。
素晴らしいカルテットでしたが、その中でも一番僕の心に響いたのが信之介さんのドラムで、その日の夜にグーグルで検索したことを覚えています。(笑)
すると小曾根真さんやエリック宮城さんとバンドを組んでいることが分かりました。
ハイハットやスネア一つとっても素敵なサウンドで、是非皆さんにも聞いてほしいです。
僕もいずれ共演させていただきたい!早く追いつけるように頑張ります!
松島啓之 - トランペット
神奈川県藤沢市生まれ。 高校卒業後、1988年~1991年までの2年半、バークリー音楽院に留学。
現在はカルロス菅野率いるラテン・ジャズ・ビッグ・バンド熱帯JAZZ楽団や大野雄二「ルパンティック・ファイブ」にも参加。
日野元彦、峰厚介、本田竹廣、小林陽一&グッド・フェローズなどのグループでもメンバーとして活躍している他、ソロアルバムもリリースしている。
松島さんは、皆さんご存じの『ルパン三世のテーマ』を演奏している大野雄二さんのバンドに所属しているトランぺッターです。
演奏は言うまでもなく素晴らしく、お客様や演者もその音色に感動していました。
ハニーシロップビッグバンドのメンバーにもファンが多く、ライブが終わった後に一緒に写真を撮ってもらっていました。
とても気さくな方で、一人一人に丁寧に対応していただいていたのが印象的でした。
吉岡秀晃 - ピアノ
1960年2月1日生まれ、宮崎県延岡市出身。
8歳の時にピアノとバイオリンに出会う。高校在学中にKeith Emersonに魅せられ、プログレッシブロックの洗礼を受けると同時に、JAZZに興味を抱く。
1990年、ファーストアルバム『Here We Go』、翌年にセカンドアルバム『Anytime Anyway』をリリース。
1994年、メキシコで開催された国際親善ジャズフェスティバルに出演 1996.2 L.A.で開催されたインターナショナルジャズパーティでアンドリュー・シンプキンス、ルータバキン、シャーマン・ファガーソン、ジェフ・ハミルトン他多数と共演。2000年、インターナショナルジャズパーティーに出演。ロサンゼルスタイムズ紙にて「日本が生んだファンキージャズの達人」として評価される。
吉岡さんのピアノを聞いたのは昨日が初めてでしたが、躍動感があり、聞いている人をワクワクさせる演奏でした。
音楽を心から楽しんでいる様子が本当に素敵で、その音色は「ジャズは自由で楽しい!」と感じさせてくれるようなものでした。